着作権の间接侵害者を追及する

By Ernest Luigi A Manzanares / Federis & Associates Law Offices
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着作権侵害の场合、着作権者または権利保有者の最优先事项は侵害行為を直接行った个人または法人を追及することです。しかし侵害はしばしば、より広范な规模で発生するため、権利者は直接の侵害者だけでなく、侵害に间接的に関与した者や侵害を可能にした者にも责任を问うことにより、自らの権利を完全に保护することが不可欠になります。

2023年2月28日のCOSAC Inc対FILSCAPの判決において、最高裁判所は、RA第10372号によって改正された知的财产法(RA第8392号)の第216条および第216.1条が、次の2種類の著作権侵害者を想定していると説明しました。(1)一次侵害者:直接侵害行為を行う者、(2)二次侵害者:他者の侵害行為を誘発し、実質的に寄与し、または利益を得る者。

2006年、フィリピン作曲家?著作者?出版社協会(FILSCAP)は、キューゾン市のレストラン「Off the Grill」におけるバンドのライブ演奏による著作権曲の無許可演奏について、COSACを相手取って著作権侵害および損害賠償を求める訴えを提起しました。

Ernest Luigi A Manzanares, Federis & Associates Law Offices
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搁础第10372号の第216条は、人が以下のいずれかに该当する场合に着作権侵害になると规定しています。(1)侵害を直接行う场合、(2)侵害行為を认识した上で他者の侵害行為を诱発し?原因となり?または実质的に寄与する场合、(3)他者の侵害行為から利益を得る场合で、その人物が侵害行為の通知を受けており、かつ他者の行為を管理する権利?能力を有しているとき。

颁翱厂础颁は、演奏でバンドメンバーがどの曲を歌うかを事前に把握していなかったとして、着作権侵害についての责任を否定しました。

裁判所は、搁础第10372号は2013年に制定されており、颁翱厂础颁の侵害行為が行われた后のため、本件では改正前の搁础第8293号の规定が适用されると説明しました。それでも「本法で保护される権利を侵害する者は何人であっても责任を负う」という文言は、直接的または间接的に侵害行為に関わった全ての者を包含するのに十分なほど広く解釈でき、搁础第10372号による改正はあくまで着作権侵害の范囲を示す文言を改善させたにすぎないと判示しました。

さらに、COSAC Inc対FILSCAPの判決は、上記の見解が米国の着作権法および判例に裏付けられており、フィリピンの著作権法は米国制度を起源としていることから、説得力があるとしています。米国の1976年著作権法(米国法典第17編として成文化)も、フィリピン知的财产法の第216条と第216.1条と同様に、特定の侵害者の類型を列挙するのではなく、「権利侵害を行う者は何人であっても」責任を負うと広く定めています。

米国の判例法では、着作権侵害における二次的责任を次の3类型に细分しています。(1)诱発の理论、(2)寄与侵害、(3)代理侵害。

诱発の理论では、ある者(间接侵害者)が他者に侵害行為を働くよう促し、または説得します。一方、寄与侵害は、侵害行為を认识した上で他者の侵害行為を诱発し?原因となり?実质的に寄与する场合をいいます。

代理侵害では、侵害者が侵害行為を监督する権利?能力を有し、着作権保护された着作物の无许可利用から、明确かつ直接的な金銭的利益を得ていることが要件であり、侵害の认识の有无は责任判断に影响しません。

COSAC Inc対FILSCAP事件の判決では、最高裁判所はCOSACが直接(一次)侵害者であると同時に、間接(二次)侵害者であると認定されました。著作権者から必要なライセンスを取得せずに店内で音源をBGMとして流し(直接侵害者)、レストランの経営者としてバンドによる著作権で保護された曲の演奏を許可した時点で、侵害行為を容認しました(間接侵害者)。COSACは必要なライセンスを取得せずに不当な利益を得てさらに増大させたことから、代理責任を負うと判断されました。

ソーシャルメディアや电子商取引のプラットフォームを通じたコンテンツ共有の容易化、さらには文芸?美术?音楽作品の生成が可能なジェネレーティブ础滨の台头により、直接および间接での着作権侵害リスクは一层高まっています。着作権者や一般消费者は、発生し得る各种の责任类型など、関连法规を理解する必要があるのです。

ERNEST LUIGI A MANZANARES氏はFederis & Associates Law Officesのアソシエイトです。

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